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茶畑庵日乗 Diary From the Chabatake Hermitage

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2008年 05月 08日

YA SU KU NI

19時から上映の『靖国』を観に行った。(渋谷シネ・アミューズ/明日まで)

この映画はベルリン国際映画祭の招待作品。ドイツ人はどう観たか?気になる。
席は満員で世代も国籍も多岐にわたった。年配が多い。
軍服を着た青年がいた。眉毛は何故か黒テープを貼って誇張していた。映画の最初と最後に拍手をしていた。
スクリーンの右横には警備員が座っていた。一瞬制服が軍服に見えた。
日本人の中での『靖国』に対しての思いの相違点、他国との相違点。
家族を兄弟を息子を戦争によって殺された、国から名誉の戦死と勲章をもらうギャップ。
本音と建前の構造社会『日本』。好きではない。
日本人である美学。美しい日本。
“靖国刀”の存在の確認。知らなかった。
映画監督の心の温かさ。映画の構成力の高さ。そうして好感度。
日本刀は汚す為に作ってる訳ではない。ただ使い道は間違えてはいけない。
職人は、職人として技を極めていた、ただそれだけ。
中国を支那と呼ぶ石原都知事の演説。
台湾代表の女性の目の鋭さ。そしてその通訳者の言葉の汚さ。それは怒りから。
国粋主義の恐ろしさ。
自分の答えは出せなかった。LOVE&PEACEあるのみ。
終始硬直しながら観ていた。腕を組んでいた。眉間にしわを寄せていた。
家に帰ってから宝塚に住む在日韓国人の友達と電話で長話をした。
最近知った、僕の知り合いは結婚式の時に軍服を着た様だ。
右翼の集会の行った事がある。それは楠公祭に因んだものだった。
天皇陛下万歳三唱をした事がある。
宇宙からこの事態を、現実を見たらどうなんだろう?視野の狭さが気になる。
起こした事は永遠に付きまとう。風化する事はこの先あるのか?
ユーゴの紛争を思い出した。


ざっと箇条書きにすると今日のブログはこんな感じ。
この映画『靖国/YASUKUNI』時間のある方は是非!観る事を勧める。
英霊の御霊はどう観てるのか?
想いは複雑だ。








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by helloharuo | 2008-05-08 23:57 | FILM(MOVIE)


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