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茶畑庵日乗 Diary From the Chabatake Hermitage

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2014年 11月 06日

山下敦弘 「マイ・バック・ページ」 2011

Thursday 6 November 2014

山下敦弘 「マイ・バック・ページ」 2011_e0067850_21495555.jpg

ここ最近、Uさんから貰った本「マイ・バック・ページ」をやっと読み終えた。そしてこの本が映画化されているというのでTSUTAYAに探しに行くと難なくあった。CGを使っているのか調べていないが60年代の雰囲気はよく映像で描かれていた。登場人物のファッション、髪型、うさぎ、部屋の感じ、、、。「三丁目の夕日」の様に"引き"の映像はなかった。まあそういうことをやるとお金が掛かる。フィルムは、35mmではなく16mmを使用し拡張したそうだ。それによって画面に良いざらつき感を出していたのは吉。今回真観にとってはかなり珍しいケースで原作本を先に読んでからの映画鑑賞。となるとご感想は?はい、本の方が良かった。日本映画の多くは、必ずヒロインを用意する。それも可愛いヤツ。それが原作本と比較すると不自然だった。仕方ないけれど。1970年は、真観は幼稚園の年長組。1972年の浅間山荘事件は、真観小学1年生が終わりかけていた2月末の大事件。テレビでこの事件の様子を観ていたのを子供ながらにはっきりと記憶している。でも内ゲバがあったことは後で知った。この「マイ・バック・ページ」、元々は、雑誌「SWITCH」の連載だった。真観は、自分が撮影していた時期(1995〜2000)よりも前のSWITCHのバックナンバーもいくつか所有している。改めてライブラリーを確認してみるとその連載していた号を見付けた。(真観は連載している事を知らなかった)『君の為に世界を変えたい!』そんなセリフが映画にあった。真観ならどうする?学生運動をしていたか?暴力をしていたか?Uさんは、1970年に20歳だ。おっと、それとUさん曰く、Uさんらしき人が原作本には登場しているとの事。この映画Uさんにも観てもらいたいな。


by helloharuo | 2014-11-06 21:49 | FILM(MOVIE)


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