20年以上、僕の部屋に愛機として活躍している『JBL SG520』というオーディオのプリアンプ。
1964年製のトランジスタ・アンプの1号機として有名である。その前の時代的は、真空管アンプが主流だった。今でもJAZZやヴォーカル系統の音楽を聴くには、真空管は、まろやかで温かくて素晴らしいとユーザーも多いが、僕の様に1960年代のブリティッシュ・ロックのリスナーには、トランジスタが良いと思う。ソースもCDではなくレコードだ。
そのアンプがここ1ヶ月くらい前から調子が悪くなった。そんな時は、強い見方がいる。それは実兄の英彦さんだ。彼は僕の実家のある愛知県安城市で暮らしているがオーディオが趣味で独自のリスニングルームも持っている。修理もお茶の子さいさいでこの『JBL SG520』も何度も兄のところへ入院している。そう考えると僕の体もメンテナンスが必要。今月中に国保の無料健康診断にいくつもり。ドキドキ。
先週の土曜日、その『JBL SG520』が修理を終えて戻って来た。完璧に直っている。家にあるブリティッシュ・ロックのレコードを聴きまくった。このアンプは、やっぱりいいね。パワーアンプは、『マランツ170DC』を使っている。
僕は、ブリティッシュ・ロック(1965〜1975)とゴア・トランスを主に聞いているが友人のトランスDJのジン君が『ハルオ君のところの音は、まろやかでいいね。』と。真空管アンプとまではいかないがテクノ/トランス系のエレクトロ・ミュージックを『JBL SG520』というトランジスタ・アンプを通す事で一気に2006年から1964年のフィルターが掛かる訳だからね。そりゃそうかも知れない。音への追求は、奥深い。マンション暮らしなのであれもこれもオーディオのチューンナップは出来ないがこのアンプは大切にして行きたい。因にMacのiチューンの音も『JBL SG520』に繋げている。
今日は、雨ですね、秋の夜長音楽鑑賞に勤しみます。