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茶畑庵日乗 Diary From the Chabatake Hermitage

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2014年 07月 18日

木下惠介 「楢山節考」 1958

Friday 18 July 2014


バスの中で半分、布団に入って寝る前にこの映画を観た。
この映画のリメイク版は真観の10代の頃に上映されて話題になった。
その時は、この映画がオリジナルだとは知る由もなかった。
主演は、田中絹代。
田中絹代と言う大女優。真観はとても好きだ。
演技力もさることながら存在感が素晴らしい。
80年代のリメイク版は笑いの場面もあったがこの映画は歌舞伎の舞台の様に進行され全く違った文芸作品になっている。この手法は、当時でも珍しかったに違いない。
写真集の構成に活かしても良いと感じた。
村の掟で舌減らしで70歳になったら楢山に子どもが親を担いで捨てに行く。
老婆役の田中絹代が石臼の角に自分の歯を打つけて折るシーンは目を反らしてしまった。
真観には、同じ様な経験がある。それは未だに恐怖心が残る。

by helloharuo | 2014-07-18 23:59 | FILM(MOVIE)


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