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茶畑庵日乗 Diary From the Chabatake Hermitage

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2010年 04月 29日

茶畑庵日乗

静岡 裾野市 曇りのち晴れ

来月ペンションにて女の子対象のパーティーがある。僕は写真講師として参加する。そのパーティー・フライヤーを厳選して7人の知り合いの女の子に送る手配をした。これからは努めて手書きの手紙を書く事とする。苦手な事だが克服できると思う。それに何事も習慣を変えれば新しい自分と出会える。クリアーシート(袋)を封筒代わりにしてフライヤーとポストカードに簡単な招待状を書いて入れた。日月のパーティーなので来れる人が少ないかもしれないが興味がありそうな、来てほしい女の子に送った。

やっと請求書が出せる事になった。スタートしたのが昨年の7月の仕事だ。経費計上が大変で交通費がかなりの額だ。この仕事は、依頼主との関係がよく僕を信頼してくれる古くからお付き合いがある制作会社から。ギャラが振り込まれるのは7月頭だが、またそれから生き延びられる。

永井荷風の生き方が好きだ。自由でオリジナリティに溢れ偏屈だ。死に方も良かったと思う。
最近また彼の紹介本を買った。彼の小説も途中まで読んだが難しくて読みづらく保留中だ。それに何よりも僕は本を読むのは得意ではない。映画『濹東綺譚』はDVDで持っているので当時の彼を垣間みる事は出来るがどうも彼から僕と同じ"匂い"を感じる。

今日は、母の誕生日だった。75歳になった。毎9の付く日(9、19、29)には母に電話をかける。今日も決まっての8時に電話をした。実は昨日母から手紙が来た。今年から「後期高齢者」への仲間入りをしての心構えに手紙だった。その手紙は、とてもポジティブで読んでいて晴れ晴れしい気持ちになった。
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手紙の最後の一節と短歌
希望の光に向かって「後期高齢者」とは云わず「光輝高齢者」で暮らそうと考えております。
元気で頑張りますので見守って下さいね。
短歌を一句
昭和の日_嬉しや吾は_七十五才_益々元気_光輝高齢者
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生まれてこのかた一度も病院の厄介になった事にない母。『私は何もプレゼントなんかいらない、手紙が欲しい、手紙なら何回も読み直せる、私は自分の両親から一度も手紙をもらった事がない。』そう言った。

僕は、手書きの手紙を書く事を約束し、誰に対しても手書きで手紙を書く事を努めたいと思う。

改善改良、整理整頓、自己管理、軌道修正は続く。

後もうひとつ。
『経験して自分に身に付いたものは誰も持っていけない。』と。なるほど。

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by helloharuo | 2010-04-29 23:41 | DAYS(Shizuoka)茶畑庵


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